それは小さい気づきだった。しかしその気づきの積み重ねが大事だ。

20151120

 

子供と一緒に歩くとき、親は車道側を歩きますよね、子供が怪我しないように。

この日、私が「車が来て危ないから」と言って車道側を歩こうとしたとき、彼はこう言ったのだ、

「パパがケガするかもしれないから、おうちゃんがそっち(車道側)あるく」

「パパもじぶんのからだのこと、だいじにしたほうがいいよ」

5歳になって、早くも親を気づかうようになったかと感心。以前は私が車道側を歩いている意味を理解していなかったはずだろうに。

そしてもう一つ感心したことがある。それは彼が「私が車道側を歩こうとする理由」を聞いてきたことだ。

以前、子供が大人になったときに、自分で考えて行動できる自立した人間になってほしいという記事を書いた。質問されても、私はその質問に対して質問で返し、すぐには答えを言わない、というやつだ。

もし、彼がボーッとしていれば「私が車道側を歩こうとする」ことなど気にもとめなかっただろう。

今回、彼が「なんで?(なぜ、車道側を歩くの?)」と聞けたのは、自分で気づいたからだ。その気づきは、自分で考えた結果だし、自分で考えて行動できるように成長している証だ。親バカに聞こえるかもしれないが、そう感じている。

 

今回のエピソードで唯一「しまった・・・」と後悔したことは一つだけ。

「なんで?」と質問されたときに、そのまま答えを言ってしまったことだ。「なんで?」と質問された私が、思わず嬉しくなったからだ。気をつけよう。

 

 

私が育児で参考にしている書籍

「「7つの習慣」で東大脳を育てる」には、有名なコヴィー博士の「7つの習慣」の要素を子育てに取り入れた事例が紹介されている。「7つの習慣」を読んでいなくても、わかり易く説明されている。「東大脳」と書かれているが、どの時代でも当てはまる、子育てに必要な普遍的なことが書いてある。

「中村修二の反骨教育論:21世紀を生き抜く子に育てる」は、昨年青色LEDの研究でノーベル物理学賞を受賞した中村教授の書籍。ご本人の評価は賛否あるが、私は著書の「日本の大学受験のシステムを前提とした学校教育には意味がない」という主張には同意。「日本沈没を想定した子育てを考えておく」ことが大切である、という主張に納得。本書は2003年出版されたものに加筆修正が加えられ2014年秋に再度出版されたもの。だがその内容は色褪せるどころか、むしろ今、子供を持つ親として共感できるところが多い。