中国はドローンだけじゃない!! 玩具ロボットが、お値段以上にお得で高性能だった

image20150926

「ロボットプロレス」、知ってます?

文字通り、ロボットがプロレスをするのだが、映像を見て驚くことなかれ。

 

ロボットがプロレス?

どうです? 二本足のロボットが、あなたの予想を上回る速さで動いているように見えないだろうか。アシモが世の中に初めて登場し、歩いた映像を見たときも驚いた。しかしこれは二本足で立ち、歩き、ときには走り、そしてパンチなどの格闘技を披露する。

技を披露するだけじゃない。人間のプロレスと同じく、技を受けてダウン……と思いきや、寝そべった状態から人間の手を借りずに、自ら起き上がる。そして「まったくダメージ受けてねぇぜ」と言わんばかりに首を左右に振る、といった動作も。それは本当の人間のプロレスのようである。

このロボットプロレス団体を率いる、ミステルタマオ総統は言う。

ロボットプロレスは、筋書きのあるエンターテイメント」だ、と。

ミステルタマオ総統

 

約3000円の中国製玩具ロボットは、機能満載だった

その総統がうちに泊まりに来た。理由は、明日横浜で行われるロボットの格闘イベント「ロボワン」の決勝に出場するためである。今日は予選に出場し、見事突破したとのことだった。

で、さっそく総統がお土産で渡してくれたのがこの玩具ロボット。

宇宙一号

さすが、ロボットプロレスの総統ということだけある。先日、中国へ行ってきたときに、現地のトイザらスで購入したそうだ。価格は約3000円ぐらいであったとのこと。

さっそく開封し、単三電池を7本(…多いな)入れて起動。中国語の音声が響き渡った!

「你好! 我是宇宙一号!(ニーハオ! わたしはうちゅういちごう)」

約3000円以上の価値と感動をもたらす中国製ロボット「宇宙一号」

宇宙一号の音声が聞こえるやいなや、部屋中に「おお〜!」という声が響き渡った。音声がかなりはっきりと聞こえる。けっこう良い部品を使っているっぽい。

さっそく子供に、コントローラーでロボットを上下左右に移動させてみる。すると、これも私の想像以上にスムーズに移動をする。左右の回転もなんなくOK。残念ながら2足歩行ではなく、足裏のローラーが回転して動く仕組みだが、一歩ずつ前進させるボタンを押した場合、なんとなく歩いているように見えるのが不思議だ。

この宇宙一号、様々な機能が搭載されていた。その数、10個!

  • 前進
  • 後退
  • 一歩ずつ前進(しているようにみえる)
  • 一歩ずつ後退(しているようにみえる)
  • ミサイルを発射する
  • 歌う
  • パフォーマンスをする(=踊る)
  • 音声を録音し、再生する
  • 温度を測る
  • 漢詩を読み上げる

(※上記の動きをいくつか組み合わせてプログラムする)

それ以外にも、しばらく放置していたら色々話すわ、自動で電源が切れるわ、何かと機能が盛り込まれていた。

これだけ機能、盛りだくさんで3000円

あ…、中国のオークションサイト見ると、108元(約2000円)で売られている物も。http://ai.taobao.com/cp/u4rfu4rOubYIuA8o.html

 

漢詩は……親に買わせるためのアピールポイントなのだろうか。中国の小学生、特に都市部に住む子供たちは、大学に入学するまでは一日中勉強する日々である。そんな彼らも遊びたい。親としても、たまには息抜きさせてやりたい、でも普通の玩具だと勉強に支障が……。

そんなとき「漢詩の1つでも覚えられるなら…」といった気持ちで、親はこの「宇宙一号」を買い与えるのだろう。私がかつて子供にLEGOブロックを買い与えたように…。

 

中国製の「宇宙一号」でロボワン出場!?

総統は明日決勝にもかかわらず、自分のロボット「流血仮面」を取り出し、宇宙一号とエキシビションマッチをしてくれた。

流血仮面_20150926_214749

それに気をよくしてか、子供が一言。

「あした、おうちゃん、これでたたかう!!」。

ということで、翌日、急遽ロボワン会場へ行くことに。はたして、中国製ロボットは太刀打ちできるのか!?

ロボワン_20150927_112145

(写真は会場の様子)

 

つづく

 

関連するリンク

 

こちらは総統のインタビュー記事が掲載された本