あけましておめでとうございます、漫画家一星です。
2018年は早くも1週間がすぎました…が、旧暦の旧正月は2月16日。横浜中華街に爆竹の音が鳴り響かなければ、新しい年のおとずれをなんとなく実感できないのは気のせいでしょうか。

さて、みなさんは新しい年の始まりに気持ちをあらたに「今年こそはやるぞ!」と自分のやりたいこと(目標)を決めて、計画を立てて、そしてその目標にむかって実行していると思います。
1週間がすぎ、当初の計画どおりに実行できていますか?
私は年始から体調を崩し、順調なスタートを切ることはできませんでした…。
しかし幸いにもまだ、たった1週間すぎたばかり。
もし、わたしと同じようにまだスタートしていなかったり、そもそも自分のやりたいことがまだはっきりと明確になっていないかたへ。いまからでも遅くはありません、いっしょに目標を決めて、自分がやりたいことを実現させてみませんか。
もくじ
なぜ目標は必要か?
これから目標をいっしょに決める前に、なぜ、自分がやりたいこと(目標)を決める必要があるのかを考えてみましょう。何だと思いますか?
わたしがこれからお伝えしたいのは、何かを実行する前に目標を決めておくと、後日、すごくためになる振り返りができるからだ、ということです。
「振り返り」については、過去記事をごらんいただきたいのですが、簡単に言えば振り返りとは最初に立てた目標がどのぐらいうまくいったか、成功か失敗かを確認することです。
つまり、ちゃんとした目標を立てないと、実行してもあまり効果が無いかもしれないし、振り返る意味も無くなるのです。
だからこそ、ちゃんとこれから自分のやりたいこと(目標)を考える必要があるのです。
自分がやりたいこと(目標)を書く前に、まずは、やりたくないことを書き出そう
それでは、ちゃんとした目標を書くためにはどうすればいいのか。そのヒントをわたしは神田昌典氏の著書「非常識な成功法則」からもらいました。
著書には、「やりたくないことを明確にして、決着をつけよう」と書かれていました。くわしい意味はあとで紹介するので、まずはやりたくないことを書き出してみましょう。できるだけ多く、書き出してみてください。
やりたいことを100個書き出そう
どのぐらい、やりたくないことを書き出せましたか? わたしは40個ぐらい、正直、まだ出し尽くしていないかもしれませんが、なんとなく傾向が見えてきました。
次に自分のやりたいことを書き出します。先に結論を言ってしまうと、これによってはっきりするのです、あなたが本当に自分がやりたいこと、が。
要するに、いまが、 現在やっていることを卒業するタイミングかどうかを、判断するんだ。「やりたくないこと」「やりたいこと」に決着をつける方法については、さらに第7の習慣「 決断は、思い切らない」というテーマでもう一度、詳しく見て いくことにする。いまは、「やりたくないこと」「やりたいこと」の明確化を通して、やりたいことが、本当に自分のやりたいことだったのか? 世間的な手垢がついた目標じゃないことを 確認して欲しい。
あなたの「本当に自分がやりたいこと(目標)」はいくつ書き出せましたか?
著書にはできるだけ多く書き出してみましょう、とあったので、わたしはとりあえず100個にしました。この100という数字は、ロバート・ハリス氏の著書「人生の100のリスト」を参考にしました。自分は50個ほど書いたところでけっこうあたまを悩ませ、そこからひねりだすように残り50個を書きましたが、みなさんはいかがでしょうか。
最後に、自分のミッションを書こう
わたしがこの記事の最初にお伝えした「すごくためになる振り返り」のためなら、「本当に自分がやりたいこと(目標)」を100個書き出した時点でじゅうぶんかもしれません。あとは、2018年12月のおわりに、その目標がどれだけ達成できたかを「振り返り」してみればいいのだから。
でも、その目標達成のスピードをあげたいなら、ぜひ、自分のミッションを書きましょう。
ミッションという言葉は会社勤めの人のあいだでは、社会的に果たすべき使命、やチームが果たすべき任務といった意味で使われていますが、ここでのミッションの意味はこうです――
「やりたくないこと」「やりたいこと」 を突きつめていくと、 いったい、自分が、何のために生きているのか考えはじめる。 それは「ミッション」( 使命感)といわれるものだ。人生上の 目的意識といってもいい。
――自分のミッションを書くと、あなたは日々、「本当に自分がやりたいこと」を達成するためにはどうすればいいかを、いつも意識するようになるでしょう。
何も考えずにダラーっと行動する場合とくらべて、自分のミッションを意識したほうが自分の目標に早く近づける…と思いませんか。
おわりに:わたしの手帳に書いた「やりたいこと100個」をお見せします
やりたくないこと、やりたいこと100個、自分のミッションを書こうと思ったかたへ。わたしはそれぞれ手帳に書きました。
ぜひ、ここはだまされたと思って手帳に書くことにこだわってください。「どうしてもいやだ」という人も、必ずいつも持ち運べる形式にしましょう。
そのほうが、いつでも、どこでも「本当に自分がやりたいこと」を見返すことができるので、日々、自分のミッションを意識できるようになりますから。
参考までにわたしの手帳をお見せします。ほぼ日手帳のweeksを使っています。My 100という、100の何かの項目を書けるページがあるので、ちょうどよくておすすめです。

さあ、早くしないと1月がすぎてしまいますよ。
あなたの、本当に自分がやりたいこと、はっきりと明確になりましたか?