みなさん、せっかく中華街に来たからには、何か特別な体験をしてみたいと思いませんか? 自宅近くではなかなか食べることができない中華や中国茶を楽しむのもいいでしょう。そんな「食」以外に、私がオススメしたいのが中国獅子舞です。
中国獅子舞の「後ろ足の人」は大変ですよ、という話

そもそも中国獅子舞とは何なのでしょうか?
簡単に言えば古くから伝わる伝統芸能の一つ。いまでも世界中の中華街で、特別な日のときに行われています。
ちなみに日本にも獅子舞(ししまい)がいますよね? 顔が赤色、胴体が緑の唐草模様の。

(※ウィキペディアで調べたところ、日本の獅子舞にも、二人で演じるものがあるそうですが、このマンガでは省略。伝統芸能は奥が深いですね…)

で、二人で演じる中国獅子舞の中身はこんな感じ。前と後ろでは、後ろの人の方が負担は大きいのです。(前の人は獅子をイキイキと見せるための技術が求められるので、それはそれで大変ですが)

「ジャーン!ジャーン!」といった太鼓やドラやシンバルの音に合わせて、中国獅子舞が動きます。
その動きに合わせて、中腰のまま追いかける後ろの人。(ちなみに私は4年ぐらい、ずっと後ろ足の役です)

100メートルも行進すれば、汗ダクに。

お尻の部分をトントンと叩かれると交代の合図なのですが…
この日、私が後ろ足になってから、交代の合図がなかなかありません。

ある日、100メートルをとっくに過ぎても、ついに最後まで交代の合図は聞こえませんでした。
もう、私の足はガクガクして限界でしたが、獅子が倒れるわけにはいきません。

結局、ある日の私は途中から後ろ足になったあと、交代することなくゴールのお寺に到着。
中腰のまま数百メートルを行進した私は、翌日、全身筋肉痛だったのでした。
年末12/31に横浜中華街で中国獅子舞が登場するよ!
いかがでしたでしょうか、実体験を元にした中国獅子舞の後ろ足の人のお話でした(w;
その中国獅子舞が、年末12月31日、横浜中華街を行進します!
時間は午後1時か2時(…もしくは3時)ぐらいから始まって、横浜中華街のメインストリートをぐるっと一周。
スタートは関帝廟から…(…だったはず)。
後ろ足の人たちの、元気よく行進する勇姿を見て楽しんでください♪
年末12月31日23:30から、新年1月1日00:30までカウントダウンをやるよ
中国獅子舞のあと、さらに横浜中華街を楽しみ尽くしたい方へ!
横浜中華街に2つあるお寺の、関帝廟と媽祖廟の両方で年明けのカウントダウンをやっています。
「3、2、1…新年快楽(シン ニェン クァイ ラァー)♪」という掛け声と、爆竹のバチバチという激しい音とともに始まる年明けもいいんじゃないでしょうか。
ちなみにカウントダウンを楽しんだあとは、そのまま横浜中華街で泊まるのはいかがでしょうか。オープンしたばかりの横浜中華街唯一のゲストハウス、CHILLULU HOSTEL and COFFEEに宿泊してみてはいかがでしょうか。