
こんにちは、isseiです。
「こどもがそろそろ小学校に通うようになるし、どうやって数字をおしえようか」、そんなことを考えている父親です。
これまでにいろいろ試したやり方があるのですが、そのなかの一つをお伝えします。

夜ねるまえに絵本の読み聞かせをする私。(最近さぼってましたが、再開)
しかし、ある日の夜は「眠いから」という理由でことわられました。

「それなら、ひつじだ!」
ということでひつじをかぞえてあげることに。
6才の彼は、すでに数字の1・2・3・・・100まではかぞえられます。そこで・・・

101匹目のひつじからスタート。
「ひつじが、ひゃくいっぴき」
「ひつじが、ひゃくにひき」
余談ですが、「匹(ひき)」のかぞえかたは数字によって発音が「ひき、びき、ぴき」と変化します。
そういうことはわりと大事なので、強調する私。

・・・まだかぞえて少しだけでしたが、「うるさい」と言われてしまいました・・・。
しかたなく、ひつじをかぞえるのをやめる私。

・・・
・・・しーん

「おぉ! 『ひつじ、かぞえてもいいよ』とのお許しが!」
そのまま眠ってしまえばいいものを・・・。
彼は目を閉じてはいましたが、となりで添い寝していたオヤジのことに気を使っていたのです。
私は喜んで、ひつじをかぞえるのを再開しました。ただし、興味をもってもらえるように、ちょっと工夫。

彼にとって、1000の数字はまだ未知の領域です。
991からスタートすれば、とりあえず1000までは気になって眠れない・・・聞いてくれるだろうと思ったオヤジでした。
教育は、いつでも、どんなタイミングでも家庭でできることがある
うちの子どもは、幼稚園でとくに文字や数字の練習をしていませんし、学習塾(?)などへ通わせてはいません。ですが、いつのまにか数字を書くようになりました。子どもは放っておいても、いつのまにかいろんなことを学ぶのだなあと感じることがあります。
しかし、だから「自由に、のびのびさせるのが良い」とは思っていません。
最近読んだ本に、「教育が子どもの成長に与える影響度を100%とした場合、親の影響度は10%ぐらいしかない」という記述がありました。(すいません、何の本か忘れたので、わかりしだい追記します)
では残り90%は何かというと、40%は子ども自身の生まれつきの能力。そして残り50%は環境であるとのことでした。
小学校へ通えば、算数の授業で数字を習うでしょう。ですが……ここまで読んでいただいた方は、もうおわかりですね。
親が家庭で子どもの教育の場を作り出すことで、子どもの成長の実に50%(=親10%+環境40%)の影響度を発揮できることになるのです。
今回の私のような寝る前のひつじのかぞえかたでもいいですし、おふろにはいったときに「あと10までかぞえたら、おふろからあがっていいよ」とかでもいいと思います。ぜひ、ご家庭でできる教育について考えてみませんか。