
浙江大学の留学生寮は一人部屋で1ヶ月1200元(1元約16円で約2万円)※2016年現在
私は4ヶ月ほど住んでいました。
国籍だけでなく、年齢もさまざま。
自分と同じ境遇の20代もいれば、転職中の30〜40代男性や、駐在の夫についてきた主婦(多くは日本人)、さらに定年後の60代など。

いろんな言語が飛び交うなか、ハングルは一番聞いた言語でした。

浙江大学だけでなく、中国のどの大学も韓国人が圧倒的に多いようです。
なぜなら…

中国語を話したい、ただそれたけが目的だった自分とは違いました。
韓国人留学生はもっと先の将来を見据えて留学をしている人が多かった気がします。
世界を知らなさすぎる私は「南米=ラテンで陽気な性格」という思い込みがどこかにありました。
木が優しくてシャイなブラジル人、彼と出会い、世界観が広がりました。
えぇ、彼は英語ペラペラ。
しかし私の英語力は全然ダメ。
そしてお互い、中国語で会話できるほどのレベルではなかったのです。
さて、どうするか。
そもそも何か共通の話題はあるのか…
……
!!
とっさに出てきたのが、ドラゴンボールでした。
何のキャラクターが好きかとか、単語を並べたカタコトの英語で言い合います。
「グリーンフェイスのアイツが好きだ」
グリーンフェイス……Green face…緑色の顔!?
「ピッコロ!」
「かめはめ波」は共通言語ですね。
私の実感ですが、留学したら1ヶ月間もあれば耳も慣れ、簡単な中国語会話ができるようになります。
なので、留学前は、漫画を読もう!
知識としてあれば、どんな国籍の人とも友達になれる気がします。
ドラゴンボールがオススメ。
他には聖闘士星矢かな。
つづく。