







ゲームスタジアム20というボードゲームを買いました。
先日の投稿「UNOはコスパ最強のこどものオモチャだった」にも書きましたが、「◯◯◯◯円で買ったこのオモチャを、こどもはどのぐらい遊んでくれるだろうか」と考える親は多いはず。
せっかくお金出して買うのだから、できるだけ長く遊んで欲しい、と。
こういう理由でボードゲームを選んだ
ヨドバシカメラのおもちゃ売り場で、何を買おうか迷っていました。
ブロック……は買いたいけど、今月はお小遣いが厳しい……。(私自身は幼少のころに最も長く遊んだオモチャなので、本当は買ってあげたい)
トランプ……はたくさん持っているし……。(100円均一や、無料配布されているノベルティなどがたくさんある)
ミニカー……は本人大好きだけれど、1時間ぐらい遊んだら、やがて興味が消えてしまうし……。(ただ、よく考えると、1時間も遊べるなんてすごいな)
そんなことを考えていたら、目の前のボードゲームに視線が。
「もう5歳になったし、オセロぐらいだったらできるだろうか」ということで、ゲームスタジアム20というおもちゃを選びました。
ゲームスタジアム20![]()
合計20種類のボードゲームがお楽しみ頂けるセットです。
本体の天面をスライドさせ、ケース内にすべての駒を収納可能です。【収録ゲーム】
リバーシ、ミニリバーシ、将棋、はさみ将棋、回り将棋、囲碁十三路盤、囲碁九路盤、五目並べ、チェス、チェッカー、シーカ、ソリティア、
フォックス&ヘンズ、ゾロ目スゴロク、ダイスルーレット、ダイヤモンド、バックギャモン、ニップ、コピット、ラッキーパズル(Amazon.co.jpより)
もちろんオセロ専用のボードゲームもありましたが、私がゲームスタジアム20を選んだ理由は、ずばりコスパ重視。
身もフタもない言い方をすれば、「オセロだけじゃなくて、せっかくだからイロイロ遊べるコレがいいな」です。
10種類ゲームが多いゲームスタジアム30と、どちらを買おうか最後まで悩みました。しかし予算の関係で、今回は20種類に。
最初はオセロにはまる
オセロのルールを教えるのは簡単でした。

同じ色をはさむとひっくり返すことができる…というわかりやすいルールなので、上下左右は問題ありません。
斜めが多少難しいようです。しかし対戦するたびに「あぁ、このななめもとれる(ひっくり返る)んだった」と発言するなど、めきめき上達しています。
カドを取ると良い、と理解しはじめ、カド取ったらガッツポーズ。
反対に取られると、この世の終わり・・・といった感じで戦意喪失。
5歳時、なぜかチェスに興味をもつ
このゲームスタジアム20を買ったとき、たぶん最も遊ばないだろうと思ったのがチェスでした。

私が小学校のころ、将棋はコマの動かし方やルールを教えてくれる友人が周りにいました。
しかし、チェスだけは私がオヤジになってからも、ついに誰からもルールを教えてもらう機会はありませんでした。
ウィキペディアによると、チェスの競技人口は7億人もいるのにです。
2012年現在、愛好者数は約7億人とされ、世界中で広く親しまれているゲームのひとつである。 日本での競技人口は約2万人である。 レジャー白書(2011年版)によるデータでは、将棋は1270万人、囲碁は640万人であるので比較すると少ない。 なお、チェスにはレイティングというものがある。
引用元:ウィキペディア
チェスのコマの動かし方も知らない私に、どうしても遊びたい5歳児が対戦をねだります。しかたなく遊びました。
もちろん、ルールを知らないので、動かし方は適当です。
「このコマは馬の形をしているから、将棋の桂馬(けいま)のような動かし方にしよう」とか。
ルールは適当なまま、勝負はなんとなく、すべてのコマを5歳児がやっつけたことになって終わりました。
エムハゲオヤジ、iPadアプリでチェスのルールを5歳児と学ぶ!
5歳児と適当なまま遊んだチェスでしたが、けっこうおもしろいな、と感じていました。
なんて言ったらいいのでしょうか、食わず嫌いで避けていた物を食べてみたら意外とイケる、という感覚と同じような。
特に理由もなく、なんとなく避けていたチェス。
せっかく遊ぶ機会が巡ってきたのに、「ルールを覚えるのがめんどくさい」と思ってしまった自分。
エムハゲオヤジ、ちょっとずつオヤジ化しているのかもしれません・・・。なんでもめんどくさがりになったら負けです・・・。
(5歳児が、エムハゲオヤジの心の中を読んだ一コマ)
チェスのルールを学ぶために、私はiPadで、チェスのアプリをいくつかインストールしました。
アプリなら、コマの動かし方やルールを知らなくても、アプリ側で制御してくれるので、正確なルールで遊ぶことができるからです。
我ながら、うまい考えだと思いました。
そしてその考えは大成功でした!
これまで、難しいと勝手に感じていたルールは、実はとてもシンプルで簡単でした。
何度も遊ぶと、きっとコマの動かし方の一つ一つ、奥が深いのでしょう。
おかげで、5歳児はすっかりiPadのチェスのアプリにはまり、毎日のように朝と晩に「パパ、チェスしよう~」とせまってきます。
今のところは、私が「いかに5歳児にチェックメイトさせるように自分のコマを動かすか」に腐心しています。
気持よく勝たせてやるのも、親の努め・・・と言ったところでしょうか。
子供だから、まだ早い…なんてことはない
さて、このゲームスタジアム20を、私は5歳になってから買い与えましたが、4歳から遊ばせてみてもよかったかもしれません。
私は子育てで、「小さいから、まだ早い」などと、子供扱いすることを極力していないつもりでした。
本人がやりたいと言えば、ハサミを使わせたり、ホットケーキをフライ返しでひっくり返させたり、餃子のアンをこねさせたり、色々とさせてきたつもりでした。
しかし、今回のことで、私は2つ学びました。
一つは、私がまだまだ子供を、子供扱いしている意識をもっていたこと。
そしてもう一つは、子供がもっといろんなことに興味をもつように、親が勝手に可能性を決めつけないようにすること、です。
もし、私がチェスはめんどくさいものと決めつけていたら、5歳児はチェスを知ることはなかったでしょう。
「もし、私が●●●●はめんどくさいものと決めつけていたら」。
●●●●には、何でも当てはまるかと思います。
ちなみに5歳児の彼は、ゲームスタジアム20の、実際にコマを使って遊ぶチェスも好きなようです。
さて、次は何のボードゲームを遊ぼうかな。
もし、気になった方はご検討ください。